東京オリンピックにおける、サーフィンアメリカ代表のホストタウンを務めた静岡県牧之原市にて、サーフィンやスケートボードなどのアクションスポーツを年間を通して体験する「まきのはらジュニアズアクションスポーツクラブ」が設立。カリッサ・ムーアの「ムーア・アロハ財団」や「USAサーフィン」とも連携し、4月から本格始動する。
本クラブは、2020東京五輪ホストタウンのレガシー創出や継承事業として設立。小学4年生から中学3年生までを対象とし、五輪種目の採用で人気が高まっているサーフィンやスケートボード、ボルダリングなどの“アクションスポーツ”を通年で体験するほか、米国在住のスタッフとWebでの英語レッスンなどグローバルな人材育成を目指すというもの。
令和5年3月9日に行われた設立総会には、牧之原市の杉本市長や橋本教育長のほか、約30名の運営スタッフが参加し、設立までの経緯や今後の計画等の情報を共有。
また、特別アドバイザーを務める東京五輪金メダリストの「カリッサ・ムーア」や、USAサーフィンのCEO「ブランドン・ローリー」からのメッセージも紹介された。
アロハ!牧之原市長、牧之原市の皆さんこんにちは。またお会いできてうれしいです。去年は、ムーア・アロハ財団のグローバルエクスチェンジを初めて日本で開催することができました。皆さんのご協力や温かいサポートをいただいたことを心より感謝しています。
2023年12月に、まきのはらアクションスポーツクラブの子供たちをハワイでお迎えすることが、今からとても楽しみです!
カリッサ・ムーア
そして、このプログラムを成功させるために関係各所と協力をしながら、今後もこの交流が継続的に続くことを願っています。牧之原の皆さんを、ここハワイでお迎えすること、子供たちにアロハの精神をお伝えすることが今から楽しみで待ちきれません。(メッセージより一部を抜粋)
牧之原市長、牧之原市の皆さんこんにちは。またお話しできて嬉しいです。日本の皆さんとこのように交流することは、私にとって初めてです。素晴らしい経験だと思っています。
このグローバルエクスチェンジの活動が続いていけるように、私たちは最善を尽くしたいと思います。私たちが協力すれば、どんなことも可能だし、深い絆で結ばれていくでしょう。2023年の1年間でこの交流が終わってしまうのではなく、2024年以降も継続していきましょう。(メッセージより一部を抜粋)
USAサーフィン CEO ブランドン・ローリー
今年末にはカリッサ・ムーアが運営する「ムーア・アロハ財団」との交流も予定されており、実際にハワイで行われるミニキャンプへの派遣も計画している「まきのはらジュニアアクションスポーツクラブ」。
アクションスポーツを主体としているなど全国的にも珍しい本クラブの運営には、施設確保や指導者確保など官民が連携し、4月からの始動に向けた準備を進めていく。
現在は令和5年度の受講生を募集しており、市外からの応募も可能。4月10日(月)には、事前申し込み制の説明会も開催される予定だ。入会に興味あるご家庭はぜひ参加してみては。
まきのはらジュニアアクションスポーツクラブ
活動の特色
1)ジョン・オオモリ氏(米国五輪・パラ委員会元日本代表駐在員)のほか、USAサーフィン、USAスケートボード協会もアドバイザーとして参画。五輪メダリストによるコーチングも計画中。
2)カリッサ・ムーアが運営する「ムーア・アロハ財団」との交流を実施。希望者を12 月のハワイミニキャンプへ派遣。
3)コンディショニングや食事などについて、米国最先端の知識を学べる。
4)ニューヨーク在住スタッフと双方向のWebセミナーで英語力向上。個性を生かしたグローバルな人材を育成
活動期間
令和5年4月1日(土曜日)~令和6年3月31日(日曜日)※月に1〜2回程度の活動
対象
小学4年生~中学3年生(定員30名)
活動場所
市内海岸、静波サーフスタジアム、ジャックオーシャンスポーツスケードボード場、ボルダリング施設シークライムなど
年会費
10,000円(保険料込み)
※市外15,000円
※教室ごとに実費が必要になる場合あり
【問い合わせ】
まきのはらジュニアアクションスポーツクラブ事務局(牧之原市情報交流課)
0548-23-0040
https://www.city.makinohara.shizuoka.jp/site/tokyo2020/49110.html
写真提供:牧之原市情報交流課
(THE SURF NEWS編集部)