4月30日にはコードレッド級のビッグスウェルが入ると話題となり、実際に素晴らしいセッションが繰り広げられたタヒチのチョープー。
パドルインとトウインの両方ありだったので、まさにマックスアウトのギリギリのサイズだったと言えるでしょう。
ただし、サーファーが待ち望むスウェルが沿岸にやって来ると低気圧も接近する事が多く、自然災害が発生する事もしばしば。
そして4月30日は天候にも恵まれて記憶に残るセッションが繰り広げられたものの、翌5月1日には過去に例をみないほどの鉄砲水に見舞われることに。
この鉄砲水により、チョープーのローカルコミュニティの家や車が流されていったり、怪我人も出ているとのこと。
タイミング的に多くのビッグウェイブサーファーも居合わせ、“チャンボ” ことルーカス・チアンカは「山から4~5フィートの波が押し寄せた感じだった」とサーフラインへ感想を残しています。
チャンボの感想からいかにヘビーなシチュエーションだったのかは想像が付き、ネイザン・フローレンスやコア・ロスマンといったセッションに参加したサーファーたちも一斉にSNS投稿しています。
基本的な内容としては、チョープーのローカルコミュニティの惨状をより多くの人に知ってもらい、今後の再建に向けての募金を集めようという趣旨です。
さて、チョープーはCTイベント会場であり2024年パリ五輪の会場でもあるので、サーファーならばおそらく知らない方はいないでしょう。
そんな危機に瀕しているチョープーを救おうと世界中のサーファーが願い、現在クラウドファンディングが開催されているので興味のある方はチェックして見て下さい。
クラウドファンディング「Teahupoo need you」
(World Surf Movies)