オーストラリア各地でウェイブガーデン社の造波装置を使ったウェイブプール建設を2016年に発表したアーバンサーフ(URBNSURF)。
なかなか予定通りに事が進まなかったものの、第一弾としてビクトリア州メルボルンにて2020年頭にアーバンサーフメルボルンの一般オープンに至りました。
そして第二弾となるシドニーでの建設スケジュールが、ついに最終ステージに到達したと正式に発表することに。
URBNSURFシドニーについて
2016年に2018年オープン予定と発表されていたので、ようやく誕生と言った印象を受けるアーバンサーフシドニー。
オープン予定は来年2024年秋となっていて、秋と言ってもオーストラリアは南半球なので3~5月頃のタイミングとなります。
建設地はシドニーオリンピックパークで、シドニー中心地から西に13キロの距離に位置する立地。
オープン予定まで半年ほどと迫ってきたので、今回のプレスリリースでは求人とメンバー募集を行っています。
求人については、アルバイトと社員を含めて150名の大量募集となっていて、20名の管理職のポジションも応募しているとのこと。
メンバー募集については、会費4,999ドルで1万ドル相当の価値がある内容になっているそうです。
具体的にメンバーになると、オープン前のサーフ体験や舞台裏ツアーと言った関係者以外は知る事のできない世界を味わう事ができるとか。
ウェイブプールのメンバーと言う事で、毎週好きなタイプの波でサーフできる権利も含まれていて、お気に入りのタイプの波に名前を付ける事も可能。
さらには、アーバンサーフイベントにVIP待遇で招待されたり、限定商品を入手できたりとメンバーならではのスペシャル体験が待っているそうです。
さて、サーフィン大国オーストラリアで人口が最多レベルの都市部であるシドニーと言う事で、オープンすれば大いに賑わう事になる事でしょう。
今後20年でアーバンサーフシドニーによる経済効果は2.5億ドルと試算しているほどなので、ウェイブプールブームがますます世界的に加速していくように思えます。
(World Surf Movies)