ハワイアン航空のサーフボードの取り扱いと受託手荷物の規定に関するビリー・ケンパーの要求に対し、ボードバッグに関する規定見直しに向けた動きを先日お伝えしたが、11月12日、ハワイアン航空が新しい方針を発表した。
ハワイアン航空がビリーに宛てたダイレクトメッセージによると、大きな変更は2点。ハワイ諸島線や国際便において、ボードバッグ1つにつき重量の上限が50ポンドから100ポンドに、また受託手荷物料金も一部値引きが行われた。
今回の改定により、ハワイアン航空の利用者は複数のサーフボードとともに旅することが可能となった。それでもまだ高いとの声もあるが、今後選択肢のひとつとなっていくだろう。
新たに発表された規定は以下
●ハワイ諸島線
・50ポンド(23kg)まで:片道25ドル
・51~70ポンド(32kg):片道60ドル
・71~100ポンド(45kg):片道95ドル●ハワイ/北米線
・50ポンド(23kg)まで:片道75ドル
・51~70ポンド(32kg):片道125ドル
・71~100ポンド(45kg):片道275ドル●日本、韓国、アメリカ領サモア線
・50ポンド(23kg)まで:片道75ドル
・51~70ポンド(32kg):片道125ドル
・71~100ポンド(45kg):片道475ドル●フランス領ポリネシアおよびクック諸島線
・50ポンド(23kg)まで:片道75ドル
・51~70ポンド(32kg):片道125ドル●オーストラリアまたはニュージーランド線
ハワイアン航空ヘルプセンター:Surfboards and similar items
無料受託手荷物2個のうちの1個としてみなされ、重量が70ポンド(32kg)以内かつ最大接続時間が24時間以内の場合、手数料は無料。
なお、ハワイアン航空のヘルプセンターに掲載されている最新情報はこちら(英語版)。
日本語専用ヘルプページは記事執筆時点では改定前の情報となっているが、今後更新される見込みだ。
(THE SURF NEWS編集部)