世界的に見て各地で建設ラッシュとなっている海の波に極めて近い人工波を発生させるモダンウェイブプール。
そんなウェイブプールブーム建設において、現在の流行と言えば複合施設として一大リゾートエリアにする方向性です。
たとえばウェイブプールをアトラクションの目玉としつつも、他にもアトラクションを追加したり、高級ホテルに高級レストランなどでラグジュアリーなテイストに仕立て上げています。
そんな中、オーストラリアのサーフィン中心地と言えるゴールドコーストのパークウッドと呼ばれるエリアに、ウェイブプール×ゴルフ場と言う一大リゾート建設が発表されることに。
もともとパークウッドヴィレッジと呼ばれるゴルフ場で、ゴルフ場は1,000万ドルかけて大改装を行い、メインアトラクションとなるウェイブプールを建設するそうです。
ウェイブプールはホワイトウォーター社の造波装置「エンドレスサーフ」を使ったプールになるとのこと。
エンドレスサーフの特徴としては、人工波を発生させる場所が3つあり以下の通り。
*スプリットピーク(三角波でライトとレフトに乗れ、最長ライド時間は12秒) *シングルピーク(ライト:最長25秒ライド可能) *シングルピーク(レフト:最長25秒ライド可能)
エンドレスサーフの造波装置としての性能に関しては、これまで触れられることがほとんどなかったので貴重な情報と言えるのではないでしょうか。
個人的な感想としては、ウェイブガーデン社のザ・コーヴ搭載プールで最大規模が韓国のウェイブパークで、実際に体験して最長が20秒ライドほどだったので25秒ライドはシンプルに凄いなと感じました。
ウェイブプールとゴルフ場以外には、レジデンシャルホテル、リゾートホテル、エンターテイメント施設、レストランなどが完備するとのこと。
ウェイブプール建設発表において最も肝となる建設許可については、すでに行政から認可が下りたとのことで、後は建設とオープンに向けて突き進むのみのフェーズに達したと言います。
気になる建設完了予定は2026年後半の見込みとなっています。
さて、サーフィンとゴルフと言うと日本では層が被らないイメージがありますが、海外ではゴルフも嗜むプロサーファーは多々いるので、面白いコンボと言えるかもしれません。
とにもかくにも、エンドレスサーフ搭載ウェイブプールとしてはもしかしたら世界初オープンとなる可能性も秘めているので楽しみにしたいところです。
公式サイト「Endless Surf」
(World Surf Movies)