来季2025年のWSL/CS出場の資格を懸けて戦うアジアリージョンのQSで、日本国内で開催が予定されている3イベントのうち、初戦となる「whitebuffalo OMAEZAKI PRO 2024」が、静岡県・御前崎にて9/4より開催。
本大会には、パリ五輪の日本代表選手として出場した松田詩野(TOKIO インカラミ所属)や稲葉玲王も出場予定のため、その凱旋大会としても注目を集めている。
注目選手
男子の注目選手は、パリ五輪5位入賞の稲葉玲王(27歳)のほか、2020東京五輪5位で現在CSランキング15位とCTに最も近い位置にいる大原洋人(27歳)、ジュニア時代から頭角を表し、日本の次世代を牽引する伊東李安琉(21歳)、昨年のJPSAグランドチャンピオンで今季はCSにも出場している西 慶司郎(25歳※9/3に26歳)など。海外勢ではインドネシアのマデ・アリヤナ、メガ・オルタナ、カリフォルニアより小林 桂もエントリー。
女子では、パリ五輪で見事なバレルのスキルを披露した松田詩野(22歳)をはじめ、2020東京五輪で銅メダルに輝いた都筑有夢路(23歳)、2023年のISAジュニアで優勝しCSにも参戦中の松岡亜音(18歳)、地元御前崎からは、今年6月にインドネシア・クルイのQS5000とジュニアでW優勝を果たした池田美来(16歳)や昨年大会優勝の佐藤李(18歳)など、2028年ロサンゼルスオリンピック出場も期待される若手選手が多く注目したい。
観戦は臨時駐車場とシャトルバスを利用しよう
なお、大会期間中は周辺の駐車場スペースに一部規制が入る予定だが、今年は大会会場から徒歩15分の場所に臨時駐車場も用意されている。
また、これまでの御前崎QSイベントと同様に、週末は「御前崎マリンパーク」からのシャトルバスも運行されるためぜひ利用しよう。
大会告知映像
NFTアーティスト集団「NEO TOKYO PUNKS」NIKO24氏との大会ポスターや告知映像も完成。楽曲「Surfer’s high」はAI技術をとり入れて制作され、声優の金 香里(キムヒャンリ)が歌う。
今回クリエイティブディレクターとして、メインスポンサーを務める whitebuffalo を展開する 株式会社 ケイズプロジェクト 代表の小辻 富明は 「サーフィンのイメージというか世界観は意外とステレオタイプでワンパターンなんです。だからそこに少し異質なカルチャーをプラスして遊んでみたくなったんです。アニメーションは日本が世界を席巻するカルチャーです。だから楽曲もアニメの主題歌風なものをつくってみました。そうすることで今までサーフィンにまったく関心のなかった層が少しでも関心を持ってくれたらそれでいいかなと」とコメント。
white buffalo について
今大会の特別協賛として冠スポンサーを務める「white buffalo」は、プロサーファー・プロボディボーダー8名のスポンサーとマネジメントを行う、 株式会社ケイズプロジェクトが展開するインディアンジュエリーブランド。インディアンジュエリーやビーズアクセサリーなどを展開するほか、今年度より「サーフカジュアルブランド」へリブランディングを行い、よりサーファーから身近に愛してもらえるように、海のアスリート達の意見を取り入れた商品も開発。ビーチアイテムなども展開中。
http://www.whitebuffalo.jp
大会概要
大会名:whitebuffalo OMAEZAKI PRO2024
開催期間:2024年9月4日(水)9月8日(日)
開催時間:7:00~16:00 ※天候により変更有
開催会場:静岡県御前崎市「御前崎ロングビーチ」
カテゴリー:Men’s Qualifying Series 3000 / Short Boad 88名、Women’s Qualifying Series 3000 / Short Boad 40名
主催:WSL御前崎プロ実行委員会
特別協賛:white buffalo ※株式会社ケイズプロジェクト
公認:WSL ASIA APAC
後援:静岡県/御前崎市/御前崎市商工会/御前崎市観光協会
協力:日本サーフィン連盟静岡 2 区支部/御前崎ローカルサーフコミュニティ/御前崎スマイルプロジェクト/NPO 法人サーフアンドシー
公式サイト
https://www.omaezakipro.com
(THE SURF NEWS編集部)