プロサーファーをはじめとする “海のスペシャリスト” たちが、地域団体や企業らと協力し、子供たちへ「楽しみながら海を学ぶ」機会を提供する、海の学校(通称:ウミガク)。
ウミガクの活動は今年も全国各地で開催され、2024年の最終校となる「鵠沼教室」が10月27日、湘南・鵠沼海岸にて開催。
今回の鵠沼教室は、地域イベント「湘南海岸公園まつり」内で実施され、集まった子供たちは、様々な催しを楽しみながら、親子で “海を学べる” 場となった。
プロサーファーらと地元有志の講師陣
全国各地で開催されるウミガクの講師には、専属講師陣に加え地元プロサーファーやトップライダー、海を愛する有志のメンバーが駆け付ける。今回の「鵠沼教室」には、ウミガク校長を務める堀口真平プロをはじめ、西山千草プロ、蛸優樹プロ、橘田妙子プロ、西山三咲子プロのほか、地元鵠沼からの若手講師として、鈴木耀竣プロと市川愛凛も参加した。
関東近県を中心に、約20名の子供たちが参加
当日は、ウミガクのホームページからの応募やスタッフからの声掛け、湘南海岸公園まつりの告知等から約20名の子供たちが参加。
神奈川県ライフセービング協会による海の安全講習で、海の危険と命の守り方を学んだ後、昼食を挟んでいざ海へ!
参加者にはサーフィンやボディボードを初めて体験した子供たちも含まれるが、海の楽しさ/怖さの正しい知識と、海のプロフェッショナルたちの全力サポートで子供たちはみんな笑顔。サーフ体験後のビーチクリーンと、豪華景品が当たるじゃんけん大会などで盛り上がり、鵠沼教室が終了した。
※イベント終了後には「家に帰ってからもずっと、海の学校が楽しかった、次はいつある?と子供たちが話しています」と親御さんからの嬉しいメッセージも届いた。
海の学校・鵠沼支部を担当する西山千草プロは「最初に海の学校が行われたのが、2006年の鵠沼サーフビレッジ教室でした。あれから18年、沢山のご理解とご協力をいただいて各スタッフが大切に繋いで来ました。今では地元の鈴木耀竣プロやボディボーダーの市川愛凛など、鵠沼に縁のある若手スタッフも続々と育って来ています」と話す。
2024年は湘南平塚からはじまり、愛知、宮崎、和歌山、鵠沼と全5回の開催でスケジュールを終えたウミガク。
2025年スケジュールは、来年春頃に公式ホームページやインスタグラムなどで発表される予定。ぜひチェックして欲しい。
今回「鵠沼教室」の模様は、スタッフブログにて。
「海の学校」公式ホームページ
https://umigaku.jp/
写真提供・取材協力:海の学校
(THE SURF NEWS編集部)