静岡県下田市が「下田市SURF CITY構想」を策定

静岡県下田市がサーフィンを活かしたまちづくりを進めていくため、「下田市SURF CITY構想」を策定した。

下田市の透明度抜群の白砂のビーチは、多くのサーファーを魅了し、豊富な波とともに大野修聖プロなど数多くのプロサーファーを輩出してきた。近年は、市を挙げてサーフィンに対する取組を行っており、東京五輪ではアメリカチームのホストタウンに認定され、3年前には下田市立下田中学校に全国で2例目となるサーフィン部も創部。その中から全日本選手権で優勝する選手も現れている。

サーフィン部の生徒たちは、カリッサ・ムーアやコナー・オレアリーなど世界のトップ選手たちとの交流事業や、S.LEAGUEの大会運営の補助などを行うことで、下田市のニュースにも取り上げられた。そのことで今までサーフィンと縁のなかった市民も、子供たちを通してサーフィンに関心を持ち始めたという好循環ができてきている中、サーフィン部に入部するために移住してくる家族なども出てきているという。

そのような背景から下田市では、サーフィンのもつ「スポーツ」「ライフスタイル」「自然環境」「産業」「関係人口」など多くのチカラをサーファーだけではなく、サーフィンをしない人も巻き込んで、まちづくりに積極的に活かし、サーフィンの聖地「下田」を創出していくため、構想の策定に取り組むこととなった。

「下田市SURF CITY構想」は下田市在住のNSA理事長(2024年)酒井厚志氏が策定委員長となり、委員には前述のS.LEAGUEチェアマンの大野修聖プロや鈴木直人プロなど世界のサーフィンを知るメンバーも加わって検討を重ねてきた。1年半前、構想のキックオフとなったワークショップにはコナー・オレアリーがゲスト参加し、勢いよくスタートした。

構想では、「快適なサーフィンとビーチライフを実現するインフラ整備と環境保全活動の推進」「サーフィンを通した下田の魅力を高めるまちづくり・ライフスタイルの推進」「交流・関係人口拡大と移住定住促進、海の通年活用とサーフィン関連業との連携」を目標に挙げ、幅広い分野で取り組みを推進していくことになる。

下田市のWebサイトには、構想づくりの背景から現状と課題、そして基本構想について、32ページに渡り詳細が掲載されている。今後、まちづくりや地域活性化にサーフィンの視点をとりいれていく自治体が増えていく中で、下田市のサーフィンを活かしたまちづくりの今後の取り組みに注目だ。

下田市SURF CITY 構想の策定について
https://www.city.shimoda.shizuoka.jp/category/shimodagurobaru/157724.html

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