現地時間11月20日、ハワイのハレイワ・アリイビーチパークでトリプルクラウン初戦『Hawaiian Pro』が終了した。結果は、ブラジルのフィリッペ・トレドが優勝。ブラジリアンとして初制覇を成し遂げた。
2014年にガブリエル・メディナが、2015年にはエイドリアーノ・デ・ソウザがワールドタイトルを獲得して以来、ますます勢いを増しているブラジリアン。その「ブラジリアン・ストーム」がハワイにまで届いた形だ。
ファイナルに残ったのは、フィリッペの他、グリフィン・コーラピント(USA)、ウィゴリー・ダンタス(BRA)、ミシェル・ボウレズ(PYF)の計4名。
当日はスコールに見舞われながらの厳しいコンディションながらも、フィリッペは高さのあるフルローテーションエアー等をメイクし、優勝にこぎつけた。ファイナル後半には、フィリッペの優勝を祝福するかのようにスコールが止んで晴れ間が広がり、会場は熱気に包まれていた。
『Hawaiian Pro』結果
1位 フィリッペ・トレド(BRA)
2位 グリフィン・コーラピント(USA)
3位 ウィゴリー・ダンタス(BRA)
4位 ミシェル・ボウレズ(PYF)
トリプルクラウンのセカンドイベントは11月25日〜12月6日に開催される『Vans World Cup』。
舞台はサンセットビーチに移動し、日本からは大原洋人、新井洋人が出場予定だ。
『Vans Triple Crown of Surfing』公式サイト
COVER PHOTO: © WSL/Saguibo