スポーツとしてのサーフィンと言うより、カルチャーとしてのサーフィンといったテイストで誕生したサーフブランド「Vissla(ヴィスラ)」。
王道路線ではなく、オシャレ系といったヴィスラは2013年に立ち上がったブランドでありながら、今では多くのサーファーが知るブランドへと成長しています。
そんなヴィスラの姉妹ブランドとして2019年春モデルから、次世代女性サーファー向けの新たなモダンサーフブランドとして「Sisstrevolution(発音はおそらく《シスタエボリューション》or《シスタレボリューション》)」がストークハウス・アンミリテッド社からローンチ。
色々とカタカナの固有名詞が出てきて分かりづらいと思うので、少し説明を加えておきます。
クイックシルバー、ビラボン、リップカールなどのメジャーサーフブランドは、もともとはブランド名が企業名でありました(クイックシルバは社名がボードライダーズに変更となったり、ビラボンはボードライダーズに買収されましたが)。
ですので、少し成り立ちが異なるのがストークハウス・アンミリテッド社。同社は、元ビラボンUSA社長のポール・ノーデがスタートした企業で、同社の一ブランドとして最初に立ち上げたのがヴィスラ。
その後、同社は「D’Blanc(ディーブランク)」や「Amuse Society(アミューズソサエティ)」といったブランドも立ち上げているので、スタートから従来のサーフブランドとは異なる戦略を取っています。
さて、同社のブランドのカテゴリーを見ると、ヴィスラはウエットスーツを含めたメンズアパレル、ディーブランクはアイウェア、アミューズソサエティはウエットスーツを含めたウイメンズアパレル。
そうなると、シスタエボリューションとアミューズソサエティが被るように思えますが、シスタエボリューションが12~25歳をターゲット層にする一方、アミューズソサエティのターゲット層は18~35歳とのこと。
シスタエボリューションは年齢層が若いという事もあり、チームライダーとしてCTサーファーも視野に入れているということです。
2019年春モデルのフルコレクションリリースは、オーストラリアで今年12月、北アメリカを含むグローバルでは来年2月の予定となっています。